雨漏りかな?と思ったら|初期症状と目視でのチェックポイントをご紹介

雨漏りの初期症状と目視調査

雨漏りはいきなり起こることは少なく、大抵、初期症状が出ています。
雨漏りの初期症状はどんなものなのでしょうか。
目に見えるものから、においなどの目に見えないものまでさまざまです。
天井や壁にシミができたり、またカビ臭いにおいが部屋に充満することもあります。
こんな症状が見られたら、すでに雨漏りが発生している可能性があります。

天井に出る雨漏りの症状一覧

  • 天井から水滴が落ちてくる
  • カビ臭さがある
  • 天井板に雨染みができている
  • クロスがはがれている
  • 天井のクロスに黒カビが生えている
  • 腐った天井材の一部が落ちてくる

実際に、雨漏りの原因と疑われる箇所を目で見て確認する方法です。
以下が目視で確認できる雨漏りの原因の例です。こちらを参考に、できる範囲で確認してみましょう。

目視調査

  • 天井などに黒ずみがある
  • 室内の塗装や外壁がひび割れを起こしている
  • 屋根の瓦がずれている、割れている
  • 外壁などに塗られているコーキング材が剥げている

上記は、天井でよく見られる症状ですが、雨漏りというと天井だけではなく外壁や窓から雨水が侵入することもあります。
次のような症状が出たら、雨漏りが発生している可能性があります。

壁・外壁に出る雨漏りの症状一覧

  • 窓サッシから雨水が侵入している(室内側の窓近辺が濡れている)
  • 換気扇や配管の隙間から雨水が侵入している
  • 壁紙やクロスに雨染みができている
  • 壁紙が剥がれている
  • 壁に雨染みができている

これらの症状を放置しておくと、建物内に湿気が溜まり、雨漏りの悪化やシロアリの発生と言う深刻な二次被害を招きかねません。
雨水などで湿気た木材はシロアリの大好物です。
腐食とシロアリによる被害が同時に進行すれば、家の寿命はあっという間に短くなってしまいます。

また、雨漏りがもたらす被害の中でも、一番深刻な問題になるのが木造部分の腐食です。
雨漏りをして湿度が高くなった状態が長く続くと、木造部分は腐食し始めます。
最初は軽度の腐食だったとしても、天井裏で太陽の光も届かない、ジメジメとした空間が長時間続くと腐食は急速に進行していきます。
腐食が進行していくと、建物の重要な部分の耐久力を奪い取ってしまい、最悪は倒壊になる恐れもあるのです。

ここまで被害が拡大してしまうと大規模な工事が必要となり、その分、修理費用も高くなってしまいますので定期的なメンテナンスが必要といえるのです。

最後に、過去の投稿より関連記事もご紹介いたします。是非併せてご覧ください。

また、本日は「目視でできる範囲」の雨漏りの調べ方をご紹介しましたが、雨漏りには様々な要因や、複合的な条件で発生するものなど実に様々です。

おかしいな?と感じたら、ぜひ私共に調査ご用命くださいませ。