放置するほどデメリット【瓦屋根】の修理はお早めに

瓦屋根の破損による代表的なデメリット

瓦屋根は皆様がご存知の通り、「屋根瓦」を敷き詰めて家屋を守る、日本家屋の代表的な屋根です。災害に弱いといわれることもありますが、実のところは耐久性に優れ、正しい工法でメンテナンスもしっかり行えば、非常に長持ちするものでもあります。

ただし、そんな瓦屋根でも、もちろんいずれは修理が必要になります。瓦屋根が破損した際は、放っておくと様々な危険やデメリットが露になります。今回は瓦屋根の破損による代表的なデメリットをご紹介します。

その1:人的な事故

瓦屋根に使われる「屋根瓦」普段何気なく見ているこの瓦ですが重量は一枚当たり約3キログラムあります。往々にして素材は陶器です。イメージしていただくと、屋根全体ではなかなかの重量になっていることがご想像頂けると思います。

この屋根瓦が、例えば破損やそれに伴いズレて来た場合、ふとした表紙に落下することがあります。

屋根瓦の形状と重量。もしこれが落下して人の体に当たれば、大きなケガにつながることも容易に想像できます。

その2:瓦の破片による家屋の損壊

一度割れたりヒビが入った瓦。これらを早めに交換せずに放置すると、どんどん瓦のダメージが蓄積され、大小の破片となって人的なケガ/事故はもちろん、家屋にダメージを与えることもあります。

風が強い日には礫となってガラスを割ってしまったり、雨どいや排水機構に詰まって徐々に家屋にダメージを蓄積させる要因になったりもします。瓦の破損のみならず、こういった二次的な破損や損壊原因になる可能性もあるので、早めの交換や修理が重要です。

その3:雨漏りの原因になる

これは実際よくある事例です。瓦があるべき場所からずれていたり、瓦自体にヒビが入っていたり、台風などが原因で瓦そのものが失われている箇所があったり・・

本来屋根に備わっている機能、水はけ/排水がうまく作用しなくなります。こうなると、長雨が続いたり台風の季節など、降雨量が多いシーズンに一挙に雨漏りの発生を加速させます。今現在瓦屋根の不調に気付かれた場合は、5月6月からの長雨期間前に早めの点検をおすすめいたします。

こちらも併せてご参考ください

瓦屋根は、早めの修理でコストもデメリットも抑えることが可能に

如何でしょうか。

普段何気なく目にしている瓦屋根ですが、伝統的なその美しさと屋根本来の機能を守るためにも、瓦の修理は早めに越したことはありません。早期に修理することで、

  • 修理費用(コスト)を抑えることができる
  • 様々な事故やケガ、二次災害を未然に防げる

大きくこの二つのメリットがあります。屋根瓦を総替えするとなると、工事の期間もコストも高騰しがちになります。部分的な修理で済めば、その分受ける恩恵も多いものです。

尚、私共「あまもり一番」では、瓦屋根の修理でも適用される保険の申請などもお承りしております。大規模な修理が必要になった場合でも、場合によっては大きくコストを下げることが可能な場合もありますので、先ずはお気軽にご相談くださいませ。